防災・減災を考える

被災した経験を知らない方々に情報を共有すること

大きな地震のための防災対策 その2

 

前回、シリコーン・コーキングについて書きました。

 

 これで、どういう効果があったかというと、地震がきた時の、ガチャガチャやギシギシ音がなくなりました。

 音が恐怖を助長したと思っています。

 

 余談ですが、仙台市科学館で、阪神淡路大震災東日本大震災の起震体験ができます。どちらが怖いかというと、私は、阪神淡路大震災の方だと思います。

 

 ちなみに、造成マップというのがあって、前の地形から削ったか、どれだけ盛ったか(谷間の部分ですね)が分かります。これで、ご自宅の地盤が分かります。この地盤で、損壊具合が大体、私にも分かりますね。

 山あり谷ありの地形を造成して宅地にする時は、まず道路だそうです。山を削って、それを使って谷や川を埋めると平地になるという具合ですね。道路が悪いとだめですね。

 やっぱり、アスファルトが切れたり砕けたりしていくのとなんともない所には、勾配も関係しているのでしょうが、何かあるのだと思います。

 大きな地震で川の近くに避難するのは、液状化が起きるのでおすすめできません。こちらでは、道路から50cmくらいマンホールが飛びでました。夜間ならなおさらです。

 江戸時代から存在していて、地形が変わっていない場所があれば、それが一番ですね。新興住宅地は、よくわからないということです。

 

 万が一の避難場所は、自分で開拓します。

 私が驚いた事が一つあります。東京で山手線に乗っていた時、全員のエリアメールが突然一斉に鳴り出したので、私はもよりの駅で降りましたが、他の人は何事もなかったように普通に乗り降りして、電車も行ってしまいました。まるで関係ないという感じでしょうか。揺れてても、普通に会議があったり仕事していたり、危機管理という観点からはどうなのかなと思います。

 なぜ、ピラミッドが4千年近くあのままあるのか、それは地震がなかったから。なぜ、日本のお城は建築当時の物があまり無いのか、火災で焼けたこともあるでしょうが、石垣等は、地震があって崩れたからではないでしょうか。

 過度に敏感にならなくてもよいですが、生き残る機会を逃しているようにも思えます。海外のyoutubeを見ると、揺れたとたんに外に走って逃げてますね。崩れると生き埋めになることを知っているからです。

 我が家も海外と一緒です。